2024/05/07

Taiwan Today

外交

蔡総統、米次期政権との協力で台米の友情深化目指す

2016/12/16
蔡英文総統(右)は15日、シャーマン前米国務次官(左)と会談、米国の次期政権と密接に協力し、台米の友情を深めたいと述べた。(中央社)
蔡英文総統は15日、米国のウェンディ・シャーマン(Wendy Sherman)前国務次官の表敬訪問を受け、両国の良好な関係を基礎に米国の次期政権と密接に協力し、台米の友情を深めたいと述べた。蔡総統はまた、台湾は今後も、米国にとってこの地域の安全保障の上で最も信頼のおけるパートナーであり続けると伝えた。
 
蔡総統はあいさつの中で、シャーマン前国務次官は初めての訪台で、「台湾・米国・日本及びアジア太平洋地域のパートナーによる安全保障対話セミナー=The ROC (Taiwan)-U.S.-Japan and Asia-Pacific Regional Partners Security Dialogue」に貴賓として出席して基調講演を行なったと紹介。また、シャーマン女史が米国務次官在任中、北朝鮮やイランなどの重要な議題に専門的に取り組んだと紹介した。
 
蔡総統はその上で、「一つの国の運命、さらには自由世界の平和は、交渉を担当する者の一字一句によって確立される」と述べ、シャーマン女史に心からの敬意を表した。
 
蔡総統はまた、米国のオバマ政権が長年にわたり、様々な議題の上で台湾を支持し、協力してくれたことで、台湾と米国の関係は常に密接で、安定して発展することができたと感謝した。
 
蔡総統はそして、両国は自由民主、人権、社会正義といった核心的な価値を共有している他、政治、安全保障、経済、文化、人民の交流の面でも緊密な協力関係と深い友情を築いていると指摘。蔡総統は、米国が「台湾関係法」、並びに「台湾に対する六つの保証」を長年遵守し、具体的な行動で台湾の安全と民主を確保していることに感謝すると共に、台湾はこれからも米国にとってこの地域の安全保障の上で最も信頼のおけるパートナーであり続けると述べ、共同でアジア太平洋地域の平和と安定を維持していけるよう願った。
 

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