2024/05/03

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外交

蔡総統、2017年1月上旬に中南米外遊へ

2016/12/21
外交部(日本の外務省に相当)の侯清山政務次長(副大臣、写真)は20日、蔡英文総統が2017年1月7日から15日までの8泊9日の日程で、中華民国(台湾)と正式な外交関係を持つ中南米4か国を訪れることを明らかにした。この外遊は「英捷専案(プロジェクト)」と名付けられる。(中央社)

外交部(日本の外務省に相当)の侯清山政務次長(副大臣)は20日、蔡英文総統が2017年1月7日から15日までの8泊9日の日程で、中華民国(台湾)と正式な外交関係を持つ中南米4か国を訪れることを明らかにした。この外遊は「英捷専案(プロジェクト)」と名付けられる。フライトの途中で米ヒューストンやサンフランシスコをトランジットするかどうかについては、総統府と外交部のいずれも、週明けに再度説明するとしている。

侯政務次長は20日午前、総統府で記者会見を行い、「英捷プロジェクト」と名付けられた外遊計画が始動することを明らかにした。中南米のニカラグア共和国では今年11月に大統領選挙が行われ、現職のダニエル・オルテガ大統領の再選が確定したばかり。オルテガ氏の大統領就任式典は2017年1月10日に行われる。

侯政務次長によると、今回の外遊は「英捷プロジェクト」と名付けられる。国家元首による外交を通して、国交樹立国との「互助互恵」、「ウィン・ウィン創出」の協力関係を推進且つ実践するのが狙い。今回の外遊には、国家安全会議の呉釗燮秘書長、外交部の李大維部長(大臣)、僑務委員会(華僑事務担当)の呉新興委員長(大臣に相当)、及び関連省庁の副首長、立法委員(国会議員)、財界関係者などが同行する。また、随行のスタッフや護衛などを含めると総勢90名余りになるという。

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