2024/05/05

Taiwan Today

外交

サントメ・プリンシペとの外交関係終結についての声明=総統府

2016/12/22
総統府は21日、西アフリカにある島国、サントメ・プリンシペ民主共和国が中華民国(台湾)との外交関係を終結させたことについて声明を発表した。写真は総統府の黄重諺報道官。(中央社)

総統府は21日、西アフリカにある島国、サントメ・プリンシペ民主共和国が中華民国(台湾)との外交関係を終結させたことについて、下記の声明を発表した。

 

(1)サントメ・プリンシペ民主共和国が中華民国(台湾)との外交関係を終結させたことについて、中華民国(台湾)は遺憾の意を表明する。

 

(2)中華民国(台湾)は、各方面で国交樹立国に協力する能力を持ち、且つ国交樹立国への協力に対して最大限の努力をする意欲があるが、金銭外交による競争を行うことはしない。

 

(3)中国大陸の当局がサントメ・プリンシペ民主共和国の財政困窮に乗じて、「1つの中国」の原則を掲げて両国関係を操作したことは大変遺憾である。このようなやり方は台湾の住民の感情を傷つけ、台湾海峡両岸の安定を脅かすだけでなく、台湾海峡両岸関係の長期的な発展にとっても全くプラスにならない。

 

(4)これまでも長期にわたり、台湾ではいかなる政党が政権与党となっても、その台湾海峡両岸政策の立場がどうであろうと、同様に外部からの脅威に直面してきた。これは台湾の与野党が直視しなければならない事実である。台湾海峡両岸の課題は、政策の違いにあるのではなく、台湾の住民が一致団結して立ち向かうことができるかどうかにある。

 

(5)様々な困難や脅威に対して、中華民国政府は今後も慎重に対応し、国益と国民の福祉を守ることに全力を尽くすため、国民には安心してほしい。

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