国防部(日本の防衛省に相当)は26日午前、ニュースリリースを発表し、中国大陸の空母「遼寧」が同日午前9時に台湾最南端・屏東県鵝鑾鼻の南方90カイリの海上を通過し、西南へ向け航行しているのを確認したと発表した。国防部はすでに、海軍及び空軍に対して即応態勢の確保と、警戒及び監視の強化を指示しており、国民に平静を呼びかけている。
日本の防衛省がこのほど発表した情報によると、中国大陸の空母編隊は、空母「遼寧」のほか、ミサイル駆逐艦3隻とフリゲート艦2隻から成るもの。具体的には052D型ミサイル駆逐艦「長沙」(173)、052C型ミサイル駆逐艦「鄭州」(151)及び「海口」(171)、054A型フリゲート艦「煙台」(538)及び「臨沂」(547)。