2024/05/18

Taiwan Today

外交

台湾の国際医療協力の成果をまとめた特設サイト開設

2017/04/27
外交部と衛生福利部は26日、台湾の長年にわたる医療・公衆衛生分野での国際貢献と成果を写真で振り返る特設サイト「Leave No One Behind」を開設した。台湾が長年にわたって行ってきた医療・公衆衛生分野での国際貢献を写真と簡単な説明で紹介している。(特設サイト「Leave No One Behind」トップページのスクリーンショット)
外交部(日本の外務省に相当)と衛生福利部(日本の厚生労働省に類似)は26日、台湾の長年にわたる医療・公衆衛生分野での国際貢献と成果を写真で振り返る特設サイト「Leave No One Behind」を開設した。サブタイトルは「世界の健康と安全のためには台湾が必要であり、台湾にはWHO(世界保健機関)が必要」(中国語は「全球健康安全需要台湾、台湾需要WHO」、英語は「World Health Security Needs Taiwan, Taiwan Needs the WHO.」)となっている。
 
特設サイトの内容は「世界の健康を守る(Safeguarding Global Health)」、「重大疾病と戦う(Combating Major Diseases)」、「医療能力の構築(Building Medical Capacity)」、「人道的医療支援(Humanitarian Medical Aid)」、「台湾とWHO(Taiwan and the WHO)」の5つのテーマに分けられ、それぞれ関連の写真と映像を通して、中華民国(台湾)が国際社会で長年にわたって行ってきた医療・公衆衛生分野での貢献を紹介している。また、地球村を構成する一員として、医療における先進国家として、国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が掲げる「誰一人として取り残さない(no one will be left behind)」の精神にのっとり、国際社会と共に引き続き努力し、「持続可能な開発目標(SDGs)」の目標3である「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する」決意であることを示している。
 
台湾は1996年以降、医療・公衆衛生分野での国際協力や人道支援のために60億米ドル以上を投じてきた。その直接あるいは間接的な恩恵を受けた人々は、地球上の80カ国以上、数百万人以上に及ぶと見込んでいる。
 
中華民国政府はこれらの写真を提供してくれた非政府組織や民間団体に感謝すると共に、台湾が長期にわたって行ってきた国際貢献を世界中に人々に知ってもらいたいと考えている。また、台湾が引き続き世界保健機関(WHO)の年次総会(WHA)に参加し、世界の公衆衛生システムに組み込まれてこそ、台湾が国際社会と共に国連の「持続可能な開発目標」を実現できるということの重要性と必要性について、世界の人々に認識してもらいたい考え。
 

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