2024/04/27

Taiwan Today

外交

WHA参与へ、外交部のPR映像に世界が共感

2017/05/15
外交部は『Leave No One Behind』などのPR映像で、世界の公衆衛生における台湾の重要性を訴えた。半月あまりで世界のネットユーザーによる閲覧回数は175万回を超えている。写真は特設サイト、「Leave No One Behind」。(特設サイト「Leave No One Behind」トップページのスクリーンショット)
外交部(日本の外務省に相当)は『Leave No One Behind』など2本のPR映像を公開、世界の公衆衛生における台湾の重要性をソフトなスタイルで訴えた。公開から半月あまり、フェイスブックをはじめとするインターネットを使ったプラットフォーム上で、世界各地のネットユーザーが閲覧した回数は175万回を超え、「いいね!」数も1万回を上回っている。
 
WHO(世界保健機関)の年次総会、WHAの開催業務を担当するTim Armstrong処長は先ごろ、台湾が2009年以降、代表団をWHAに派遣してきた根拠である台湾海峡両岸双方による了解はもはや存在しないため、WHOは現在、台湾をWHAに招く予定はないと説明した。
 
しかし外交部は引き続き世界へのアピールを続けており、『Leave No One Behind』『Second Chance-最好的礼物(最高のプレゼント)』という2本のPR映像を相次いで公開、インターネットでの動画プラットフォームとフェイスブックを通じて世界に発信している。
 
13日夜9時までに、この2本の映像は世界各地のネットユーザーから数多くの「いいね」を獲得、公開して1週間あまりの『Second Chance-最好的礼物』は100万回以上閲覧された。2本合わせて175万回あまり閲覧され、「いいね」は1万回超、シェアも1,500回を上回り、ネット上での議論につながっている。
 
さらに外交部では、台湾が過去半世紀、世界各地での医療支援に取り組み、数百万人を救ってきた事実を国際社会に理解させるため、長期にわたって対外的な医療援助を提供してきた中華民国(台湾)の数十個に及ぶ医療施設及び非政府組織と協力、千枚を超える写真から生命力を最も伝えられる写真を選び出した。そしてこれらの写真を「Leave No One Behind:全世界の健康を安全に守るには台湾が必要で、台湾はWHOを必要としている」デジタル写真展(http://www.leavenoonebehind.com.tw)にまとめた。内容は5テーマに分かれ、関連の写真とショートフィルムを収録し、中華民国が長年、世界の医療衛生分野で果たしてきた貢献を紹介している。
 

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