外交部(日本の外務省に相当)は6日、中華民国(台湾)のパスポート所持者が、オーストラリア政府が実施する自動出入国管理システム「スマートゲート(Arrivals SmartGate)」の永久適用対象に加わったことを明らかにした。これにより、満16歳以上で中華民国のIC旅券(パスポート)所持者は、事前の申請なしで、オーストラリア国内にある主要国際空港で「スマートゲート」を利用することが可能となる。
中華民国政府は、オーストラリア政府の決定を歓迎すると共に、この措置が台湾からオーストラリアへのビジネスあるいは観光目的の渡航を大幅に増やすことになると期待している。また、双方の人的往来がより便利になり、各分野における実質交流や協力関係の深化につながると見ている。