2024/05/06

Taiwan Today

外交

蔡総統、独仏英の親台湾派議員による「フォルモサクラブ」設立に感謝

2019/10/30
蔡英文総統(右)は29日、欧州議会における親台湾派議員グループの代表を務めるドイツ連邦議会Michael GAHLER議員(左)による表敬訪問を受けた。Michael GAHLER議員は今月16日、ドイツ、フランス、イギリスの国会における親台湾派議員グループに働きかけ、ブリュッセルで「フォルモサクラブ(Formosa Club)」を発足。欧州議会で設立のレセプションを行ったばかり。(総統府サイトより)
蔡英文総統は29日午後、欧州議会における親台湾派議員グループの代表を務めるドイツ連邦議会Michael GAHLER議員による表敬訪問を受けた。蔡総統は、Michael GAHLER議員がドイツ、フランス、イギリスの国会における親台湾派議員グループに働きかけ、今月16日に「フォルモサクラブ(Formosa Club)」を発足し、欧州議会で設立のレセプションを行ったことに感謝した。
 
蔡英文総統を表敬訪問したMichael GAHLER議員はまず、蔡総統に「フォルモサクラブ」設立に賛同する議員らのサインを刻んだ記念碑を贈呈した。Michael GAHLER議員は、「フォルモサクラブ」のメンバーを代表して記念碑を蔡総統に贈呈できることを光栄に思うと述べた上で、「台湾との関係を強化するために協力し、欧州における台湾問題の露出度を高めていきたい」と意気込んだ。
 
蔡総統は、この記念碑は台湾と欧州諸国との末永い友好関係を象徴するものだとしてMichael GAHLER議員に感謝した。また、欧州議会、ドイツ、フランス、イギリスの国会議員のゆるぎない台湾支持について、台湾の住民を代表して心から感謝したいと述べた。
 
蔡総統はさらに、「台湾はこの3年余り、積極的にエネルギー転換を進めていることから、多くのヨーロッパ企業が台湾の洋上風力発電に投資するようになっている。この方向性は、アジアとの連結性(コネクティビティ)強化を目指す欧州の『Europe-Asia Connectivity戦略』が目指すものと図らずも一致している」と述べた。また、「中華民国政府が推進する『新南向政策』は多くの成果を積み上げており、台湾と欧州連合は産業協力を通して、東南アジアの再生可能エネルギー市場の開拓で手を結ぶことも可能だ。欧州の国会議員が欧州連合と台湾の投資協定締結のために働きかけ、双方の経済・貿易関係を強化してくれることを期待する」と述べた。
 

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