2024/04/29

Taiwan Today

外交

呉外交部長、総統特使としてパラオでの新大統領就任式参列へ

2021/01/14
呉釗燮外交部長が今月20日から22日まで、蔡英文総統の特使としてパラオ共和国を訪問、同国の新大統領就任式ならびに関連の活動に出席する。(外交部)
呉釗燮外交部長(外務大臣)が今月20日から22日まで、蔡英文総統の特使としてパラオ共和国を訪問する。太平洋に位置するパラオは中華民国(台湾)と正式な外交関係を持つ国。呉外交部長は代表団を率いて、同国の新たな正副大統領及び国会議員の就任式ならびに関連の活動に出席する。滞在期間中、呉外交部長はまもなく退任するトミー・レメンゲサウJr.(Tommy Remengesau, Jr.)大統領ならびに次期大統領のスランゲル・ウィップスJr.(Surangel Whipps Jr.)氏と会談するほか、次期副大統領のUduch Senior女史、上下院の議長、伝統的なリーダー(部族の長など)らを表敬訪問する。また、両国による重要な協力プロジェクトの現地における執行状況を視察する。
 
新型コロナウイルスの感染が続く中、パラオ政府は大統領就任式に中華民国(台湾)の代表団を招待することを決定。現時点で同国政府が招く外国元首は蔡英文総統ただ一人となっており、両国の友情に対するパラオ側の重視と、台湾が新型コロナを封じ込めていることへの評価のほどが示されている。パラオへの重視を示すため中華民国(台湾)はこの招待に応じることとし、厳格で適切かつ慎重な対応を原則として特使団の派遣に関する防疫措置を講じる。
 
両国は1999年に国交を樹立して以来、指導者層が緊密に交流、協力プロジェクトも豊かな成果を残している。パラオは国際的な場で台湾を力強く支持し、台湾のため全力で発言するなど、両国は固く友好的な関係を維持している。双方は現在、世界での新型コロナウイルスの影響を受けずにパラオの観光産業及び経済発展を段階的に回復させられるよう、台湾とパラオ間で隔離無しでの往来を認める「トラベルバブル」の可能性を探っている。
 
 

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