2024/05/02

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プラハ市長、脱アルコールで台湾烏龍茶を推薦

2021/02/23
本を手にして、アルコールを断るズデニェク・フジブ市長。コロナ禍で飲酒量の増えた国民を心配し、医師の資格を持つフジブ市長は、アルコールから台湾烏龍茶へ切り替えようと呼びかける。(ズデニェク・フジブ市長のフェイスブックから)

チェコ・プラハ市のズデニェク・フジブ(Zdeněk Hřib)市長は台湾・長庚医院における実習のため、台湾留学の経験を持つ親台派だ。フジブ市長は20日、フェイスブックに「新型コロナウイルスが流行してから、チェコでは飲酒量が倍増していることが心配だ。みんな、アルコールから台湾烏龍茶に切り替えてみよう」と投稿した。

フジブ市長によると、チェコで飲酒習慣のある人は150万人で、世界保健機関(WHO)による世界のアルコール消費量ランキングでチェコはトップ3に入っている。そのような状況からフジブ市長は、フェイスブックで「これは我々にとって誇れる記録とは言えないし、新型コロナウイルスが流行してからさらに倍増している」と嘆いた。

フジブ市長はまた「私はアルコールではなく、むしろ本を手に取りたい」として、プラハ市民に向けて、ノンアルコール生活をアピールした。飲酒習慣のないフジブ市長が好きな飲み物は 、良質な茶葉で入れたお茶で、特に台湾烏龍茶がお勧めだという。

フジブ市長の投稿はチェコの多くのネットユーザーから反響があった。「お酒が好き」などのフジブ市長と反対意見もあったが、同調するコメントもあり、「烏龍茶に牛乳を加えて飲んでみたら、なかなかよかった」という新たなレシピも寄せられた。また、「烏龍茶は素晴らしい。でも夜に飲むと興奮して眠れなくなるから飲めない」と経験に基づいたコメントも見られた。

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