2024/05/20

Taiwan Today

外交

友情のワクチンに恩返し、台湾が日本に酸素濃縮器とパルスオキシメーターを寄贈

2021/09/17
中華民国政府が日本に対して血中酸素濃度計1万個と酸素濃縮器1,008台などの医療機器を寄贈すると決定。16日には日本の衆議院第一議員会館で寄贈のセレモニーが行われた。写真はセレモニーの様子。左から「日華議員懇談会(日華懇)」の幹事長である岸信夫衆議院議員、謝長廷駐日代表、「日華懇」の会長を務める古屋圭司衆議院議員、副会長の衛藤晟一参議院議員。(外交部)
日本から台湾への度重なるワクチンの無償提供に感謝し、「同じ船に乗り、力を合わせて難関を切り抜けようとする」台湾と日本の人々の深い友情を示すため、また新型コロナウイルスの感染防止に向けた国際的な協力を強化するため、中華民国政府はこのほど、日本に対して血中酸素濃度計(パルスオキシメーター)1万個と酸素濃縮器1,008台などの医療機器を寄贈することを決定、台北駐日経済文化代表処は16日午後、日本の衆議院第一議員会館国際会議室で寄贈のセレモニーを行った。
 
セレモニーでは謝長廷駐日代表(大使)が政府を代表して日本側に目録を手渡し、日本の衆参両院最大で台湾に友好的な超党派議員連盟「日華議員懇談会」の会長を務める古屋圭司衆議院議員が日本側を代表してこれを受け取った。会場には日本の国会議員と政界の要人が多数集まりセレモニーに立ち会った。
 
中華民国外交部は16日に発表したプレスリリースで、台湾と日本は自由民主の核心的価値を共有する重要なパートナーであり貴重な友人だと指摘、今回の医療機器の寄付は台湾が国際社会の一員としてしかるべき責任を果たすものであると同時に、台湾と日本の「まさかの時の友こそ真の友」の強靭な友情を示すものでもあると説明した。そして、医療機器の援助を通して、日本と共に新型コロナウイルスの蔓延に対抗していけることを望むと同時に、双方が共に一日も早く正常な生活と社会活動を取り戻し、台日の友好的な協力関係の全面的な深化につなげられるよう期待した。
 
 

ランキング

新着