2024/05/05

Taiwan Today

外交

中華民国(台湾)とエスワティニ王国が共同声明、両国の揺るぎない外交関係示す

2022/10/24
呉釗燮外交部長が21日、訪台中のエスワティニ王国外務・国際協力省のトゥリ・ドラドラ大臣と共同声明に署名。双方の揺るぎのない外交関係を内外にアピールした。写真(テーブルの4人。右から)は共同声明に署名する呉外交部長、署名に立ち会った蔡英文総統とエスワティニ王国の国王、ムスワティ3世、同国のドラドラ外務・国際協力相。(外交部)
呉釗燮外交部長(=外務大臣)が21日午前、総統府で行われた蔡英文総統とエスワティニ王国の国王、ムスワティ3世(King Mswati III)率いる訪問団との会談に同席したあと、両国の元首の見守る中でエスワティニ王国外務・国際協力省のトゥリ・ドラドラ(Thulisile Dladla)大臣と共同声明に署名した。頼清徳副総統、総統府の李大維秘書長(=官房長官)、梁洪昇駐エスワティニ王国大使、エスワティニ王国のPromise Msibi駐中華民国大使らも立ち会った。
 
エスワティニ王国は1968年に独立すると(当時は「スワジランド」。2018年に「エスワティニ王国」に国名を変更)、ただちに中華民国(台湾)と国交を樹立しており、外交部は、「今回の共同声明はエスワティニ王国が長年国際的な場で台湾を揺らぐことなく支持してきたこと、ならびに我が国が同国の民生と経済の発展のための様々な国家建設をこれからも支援していく決意を示しており、国交樹立54周年を歴史的に記念するものだ。また、両国の固く深い外交関係を代表しており大変有意義だ」と評価した。
 
外交部は、「エスワティニ王国と引き続き、共同で各分野での幅広い二国間協力を進め、両国の友好関係をいっそう強めていく」としている。
 
 

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