2024/05/07

Taiwan Today

外交

マグロ類研究の国際機関ISC、台湾大学教授を副議長に選出

2011/08/04
ISC副議長に選ばれた台湾大学海洋研究所の孫志陸教授(台湾大学ウェブサイトより)
北太平洋におけるマグロ類資源の科学的評価を目的として設立された国際科学機関、北太平洋マグロ類国際科学委員会(ISC)はこのほど、台湾大学海洋研究所の孫志陸教授を副議長に選出した。 行政院農業委員会漁業署によると、孫教授は長年にわたりISCの各会議に出席し、研究成果が評価されているほか、メカジキ作業部会の主要メンバーとして活躍している。同署は「孫教授はISCへの貢献が認められたことで、全会一致で副議長に選出された。海洋漁業分野の国際科学機関で副議長という重要な地位に就くわが国の第一人者だ」と表明した。 ISCは1995年に設立され、、北太平洋のマグロ類、カジキ類等について資源評価を実施するなど、これら魚類の科学的研究と保護、合理的な利用において国際的な協力を行っている。作業部会は統計、クロマグロ、ビンチョウマグロ、カジキ、サメの5グループに分かれ、それぞれの資源評価や意見交換を行っている。中華民国台湾は2002年にメンバーとなった。このほか米国、日本、カナダ、メキシコ、韓国、中国大陸の7メンバーから構成されている。

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