Taiwan Today

コソボ共和国はこのほど、入国ビザの申請無しに入国可能な外国人に中華民国の国民が含まれていることを認めた。関連書類（残存有効期間が6ヶ月以上のパスポート、財力証明、往復の航空チケット、訪問目的を証明するもの）をそろえていれば、コソボ到着時に入国許可が得られる。滞在可能期間は最高で90日間。 訪問目的を証明する文書は、観光客の場合はホテルの予約データを指す。商務目的の旅客の場合はコソボに赴く10日前に、受け入れ側がプリシュティナ国際空港に招待状を提示しておく必要がある。これら関連情報は国際航空運送協会（IATA）も確認済みであり、中華民国の国民がビザ無しで、もしくは到着後のランディングビザで入国（境）できる国・地域は117となった。 中華民国外交部は国民に対し、コソボ共和国に滞在する場合は現地の法令を遵守し、国民としての良好な態度を保つことで、国際社会における優れた国家イメージを維持するよう、また身の安全に注意するよう呼びかけている。また、必要な場合は中華民国の駐ハンガリー代表処の緊急救援電話（+36-30-9641546）か中華民国国内の24時間緊急連絡電話（+886-800-085-095）に連絡をとるよう求めた。