2024/05/07

Taiwan Today

外交

台湾とチェコ、電信協力覚書交わす

2011/09/08
中華民国(台湾)で通信伝播事業を管轄するNCC(国家通信伝播委員会)の蘇蘅主任委員は訪問先のチェコで6日午前(現地時間)、同国で電信業務をつかさどるCTO(チェコ電気通信局)のPavel Dvorak代表と、「中華民国(台湾)・チェコ電信協力覚書」に署名した。中華民国が欧州の国と、電信協力覚書を交わすのは初めてで、覚書には双方が正式な国名と公式な役職名でサインした。双方は、平等、互恵の原則に基づき、情報交換、人員の相互訪問、合同プロジェクトなどの方式で協力関係を深めていく。覚書の内容には、無線周波数の監視、番号管理、ウェブサイトの相互リンク、無線通信と免許の許可発行なども含まれる。 署名のセレモニーには、行政院研究発展考核委員会の朱景鵬主任委員、中華民国の邱仲仁チェコ駐在代表、NCCの張時中委員らが出席した。チェコ側からは、CTOのJana Furstova女史、内政部のJiri Prusa司長らが出席した。 American network Akamaiの統計によると、2009年におけるチェコのインターネットの回線速度は世界10位。ダウンロードは平均で4.8Mb/s、2008年より23%向上した。チェコの高速インターネット利用世帯は現在、170万世帯以上。また、チェコでは1996年に携帯電話サービスを開始、利用者は年々増加して、現在では1200万ユーザー以上とされる。

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