2024/05/07

Taiwan Today

外交

外交部が国交樹立18カ国に謝意表明、国連での台湾への言及で

2011/09/29
国連総会が開催された米ニューヨークの国連本部。(中央社ニュースサイトより)

外交部は28日、正式に国交を結ぶ18カ国の代表が、国連総会など先ごろ開催された国連での複数の会合において、台湾の国際組織への参加を促し、台湾の国際社会への貢献を指摘する発言を計23度行なったとして、各国首脳に対し感謝の意を表明した。

18カ国が発言したのは、米ニューヨークの国連本部で開かれた国連総会(13日)、国連の主要会合の一つ、がんや糖尿病など非感染性疾患の予防と対策に関するハイレベル会合(19~20日)、一般討論演説(21、24、26~27日)の各会合。

発言を行なった各国代表は、パラオ大統領、ナウル大統領、キリバス大統領、ガンビア副大統領、スワジランド首相、セントビンセント及びグレナディーン諸島首相、ツバル首相と同国国連常駐代表、ソロモン諸島首相と同国保健相、セントクリストファー・ネーヴィス首相、マーシャル諸島外相と同国保健相、サントメ・プリンシペ外相、ブルキナファソ外務・域内協力相、ベリーズ外相、ニカラグア外相、ホンジュラス保健相、パナマ外務次官、セントルシア国連常駐代表、エルサルバドル国連常駐副代表。

各国の代表は一般討論演説において、台湾の国連体系への有意義な参与を求め、これが台湾の国際社会への貢献を拡大することになると指摘。また、台湾による世界保健機関(WHO)年次総会(WHA)への3年連続でのオブザーバー参加を歓迎、これをよい先例として手順ややり方などを参考とし、特に国際民間航空機関(ICAO)と国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)など、その他専門機関や体制への有意義な参加に関する適切な方法を模索するべきだと呼び掛けた。また、台湾海峡両岸の対話の継続を支持し、アジア太平洋地区の平和と安定に対する台湾の取り組みを評価した。

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