2024/05/03

Taiwan Today

外交

日本の麻生元首相、中華民国建国百年祝賀で訪台へ

2011/09/30
震災後の4月に訪日した王金平立法院長(中央)ら一行を歓迎する麻生太郎元首相(中央右)。(台北駐日経済文化代表処サイトより:中央社提供)

日本の最大野党・自民党の麻生太郎元首相が10月9日から10日まで中華民国(台湾)を訪問し、中華民国の建国百年を祝うと共に、東日本大震災の被災地に対する台湾からの多大な支援に感謝する。

中華民国と長期にわたる交流があるとする自民党青年局は29日、今回は中華民国の楊進添外交部長の招きに応じ、第17代青年局長を務めた麻生元首相が団長となり、歴代の青年局長と現在青年局に所属する国会議員からなる祝賀団を率いて訪台すると明らかにした。10日に行われる国慶節祝賀大会に出席する。

祝賀団は、現在の青年局長である古川禎久衆議院議員の他、塩谷立衆議院議員、萩生田光一氏、井上信治衆議院議員の歴代局長、さらには小泉進次郎衆議院議員、松下新平参議院議員ら歴代次長も参加する総勢33人。

自民党青年局では、東日本大震災発生後、中華民国(台湾)から寄せられた義援金は193億日本円だとした上で、正式な国交が無いにもかかわらず世界最多の寄付金を提供した台湾に日本は直接、正式な謝意を伝えるべきだとしている。

麻生元首相は9日に訪台、午後には台湾高速鉄道で台中市健民小学校を訪れて教員と生徒たちに感謝する。同小学校では震災発生後、教員と子供たちがお小遣いを集めて日本への義援金とした。9日夕方には記者会見を開き、台湾の各界に感謝すると共に、中華民国建国百年を祝福する。

また、日本の超党派議員連盟、日華議員懇談会の平沼赳夫会長一行も9日から11日まで訪台、国慶節祝賀大会に出席して、中華民国建国百年を祝う。

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