2024/05/04

Taiwan Today

外交

青年のイギリス交流計画が来年スタート

2011/10/03

外交部は9月30日、「台湾・イギリス青年交流計画(Youth Mobility Scheme:YMS)」の内容でイギリス側と合意し、9月29日に中華民国(台湾)の張小月・駐英代表と、イギリス貿易文化弁事処のデビッド・キャンベル代表が関連文書を取り交わしたと明らかにした。双方は同計画を2012年1月1日にスタートさせることで合意している。同計画は一般に「ワーキングホリデー協定」と呼ばれるもの。

YMSにより、イギリスは毎年、中華民国の18歳から30歳までの国民を対象に1000人の枠を設け、複数回の出入国が可能なYMS短期移民マルチビザを発行する。これらの人はフルタイムの仕事、アルバイト、ボランティア、自費での留学などの方式でイギリス各地に赴き、英語の学習環境に身を置くことができる。

中華民国にとってイギリスは、ニュージーランド、オーストラリア、日本、カナダ、ドイツ、韓国に続いて同様の協定を結んだ国。一方、イギリスがYMSを結ぶ国として、中華民国は東アジアでは日本に次ぐ二カ国目、世界でも六カ国目。また、中華民国がワーキングホリデー協定を結ぶ七カ国のうち、イギリスは唯一、中華民国の青年による二年間の滞在を認める国で、YMSはいっそう有意義なものとなっている。

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