EU欧州連合は、中華民国（台湾）の有効なパスポートを持った人がシェンゲン協定を結んだ国を訪れる際、入国ビザを免除している。（シェンゲン・ビザ免除措置）
中華民国外交部が4日に明らかにしたところによると、オランダ王国はこのほど、このシェンゲン・ビザ免除措置をオランダ本土以外の同国自治領であるアルバ、キュラソー、シント・マールテン、及び海外領土のボネール島、シント・ユースタティウス島、サバ島にも拡大することに同意した。いずれもカルビ海に位置する。
中華民国とオランダは、関連の手続きと実施の時期について協議する。オランダ側が関連手続きを終えれば、これら6地域でのビザ免除が正式に実施されることになり、中華民国の国民が入国ビザ免除、もしくはランディングビザの方式で訪れることのできる国と地域は123に増えることになる。馬英九総統が総統に就任した2008月5月の時点では54に過ぎなかったが、3年あまりで69増加、増加率は128％に達する。