立法院の曽永権副院長が率いる訪日団が19日から東京や大阪などを訪れる。20日に日本外国特派員協会での国際記者会見を行う。また、自民党や民主党の幹部、および麻生太郎元首相や鳩山由紀夫元首相らとも会見する。このほか、親台派の国会議員で構成する超党派議連、日華議員懇談会や日本の対台湾窓口機関、交流協会との食事会も予定している。
同訪問団には李鴻鈞立法委員や李復興立法委員、楊志良・前衛生署長らが参加、金溥聡・国民党前秘書長が副団長を務める。
金氏は19日、早稲田大学（東京都新宿区）で講演を行う。テーマは「日台関係構築への新思考」で、金氏は「中華民国と日本の関係は双方の経済・貿易による利益をはるかに上回るものであり、双方の人々の厚い友情に支えられてこそ、全方位的かつ特別なパートナー関係を構築できる」としている。
講演は同大学の台湾研究所が企画し、19日午後1時～3時（日本時間）に、15号館302号室で行われる予定。