2024/05/04

Taiwan Today

外交

連戦元副総統、中共・胡錦濤総書記と会談

2011/11/14
連戦元副総統(右)は、中共の胡錦濤総書記(左)と会談した。(行政院新聞局提供、中央社)

米ハワイのホノルルで開催された第19回アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に、台湾を代表して出席した連戦元副総統は11日、中国大陸から出席した中共の胡錦濤総書記と会談した。連氏は会談で、「『92年コンセンサス(一つの中国の解釈は各自が表明する)』の堅持は、(台湾海峡)両岸関係の平和的発展の重要な基礎であると同時に、双方の経済貿易の互恵関係と繁栄の礎であり、政治的な相互信頼のよりどころである」と述べた。

さらに、両岸経済協力枠組み協議(ECFA)に続く議題のうち、商品・サービス貿易、投資保護協議や紛争解決メカニズムについて、両岸の発展に利益をもたらすべく、協議(協定)の達成に向け引き続き意思疎通を強化、積極的に推進していくことを呼び掛け、胡総書記もこれに同意した。

なお、今回のAPECのCEOサミット公式サイトでは、APEC首脳会議に出席した各経済体の首脳による、将来の経済発展ビジョンに関する10分の談話が初めて動画で公開され、連氏の談話も収録されている。各リーダーは各経済体の経済貿易政策の優先順位と重点を説明し、企業リーダーやメディアに向け情報を発信している。CEOサミット公式サイトは http://www.apec2011ceosummit.com/

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