2024/05/04

Taiwan Today

外交

馬英九総統、アフリカ友好国歴訪へ

2012/03/15
昨年の建国100年記念式典のため訪台したブルキナファソのコンパオレ大統領(右)を迎えた馬英九総統(左)。(総統府サイトより)
総統府は14日、馬英九総統が4月7日~18日の12日間にわたり、ブルキナファソ、ガンビア、サントメ・プリンシペ、スワジランドといった外交関係を持つアフリカ4カ国を歴訪すると発表した。馬総統の就任後にアフリカを訪問するのは初めてで、往路・復路ともにドバイを経由する予定。 外交部の沈斯淳次長(事務次官)によると、今回のアフリカ4カ国訪問は、「友好思いやりプロジェクト(仁誼専案)」と題し、「思いやりを深め、友好関係を堅固にする」との意味が込められている。 訪問スケジュールはまずブルキナファソからスタートし、ガンビア、サントメ・プリンシペ、スワジランドの順に訪れる。ガンビアではガンビア大学情報センターの開幕式に出席するほか、王立ヴィクトリア教育研究病院を訪問する。サントメ・プリンシペでは、同国へのマラリア撲滅への支援状況を視察し、国立第二高校と火力発電所など台湾が建設を支援した施設を訪れる。スワジランドでは、台湾の医療チームが運営に協力している病院や、台湾企業が同国で投資・経営している衣料工場の現状を理解するとしている。 また、アフリカとの文化交流を促進するため、馬総統ら訪問団に国立台湾芸術大学のパフォーマンスグループが同行し、各地で伝統舞踊などの技や演技を披露する。同大学の藍姿寛副学長が率いるこのグループは、「台湾情緒」をテーマに、車鼓陣といった伝統舞踊や、客家芸術、台湾民謡、先住民のダンスを融合させた新たな作品を創り上げ、台湾文化の持つ多元的な特徴と、伝統と現代の創意をミックスさせたダイナミックな美学を表現する。

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