馬英九総統は8日零時(台北時間)、訪問団と共に、アフリカに位置する友好国、ブルキナファソ、ガンビア、スワジランド訪問に出発した。馬総統は専用機搭乗前に談話を発表、中華民国総統に就任して以来、初のアフリカ訪問で、個人的にもアフリカを訪れるのは初めてだと述べると共に、訪問の主要目的は「仁愛と思いやり、友好関係の強化」だと説明した。
馬総統は専用機の機内放送でも談話を発表、最初の訪問先はブルキナファソで、途中、インドのムンバイで給油すると明らかにした。馬総統によると、往路ではムンバイで給油、帰路にはドバイを経由する。馬総統は、移動の利便性を考慮したもので給油は技術的な作業に過ぎず、その他の行動はないと説明、インドとアラブ首長国連邦、並びにドバイ政府に感謝した。
馬総統は8日(現地時間)、ブルキナファソに到着、同国のブレーズ・コンパオレ大統領と大統領府で会談した。馬総統は、教育、医療、交通、農業の面において、可能な範囲内で同国にいっそう協力していくと約束した。
馬英九総統は3カ国を訪問し、18日に帰国する予定。