2024/04/30

Taiwan Today

外交

馬総統、ガンビア訪問を終えスワジランドに

2012/04/16
馬英九総統(左)はガンビアのジャメ大統領(右)より記念品を受け取る。(中央社)

アフリカにおける友好国3カ国を歴訪中の馬英九は14日午前(現地時間)、訪問先のガンビアで、Serrekunda病院を訪れ、同病院で無償の医療活動を行う馬偕病院の医療団を視察、両国の医療面での協力計画の成果を確認した。

馬総統は正午にはガンビア大統領府で同国のジャメ大統領と共に、両国政府と国民の友好と協力の関係を強化する共同コミュニケを発表。共同コミュニケは中国語と英語の二種類が作成され、ガンビアのバンジュール市でサインされた。

共同コミュニケで両国の国家元首は、全ての国は主権独立と対等の原則に基づき、対話と交渉、その他平和的な方式で国際間の争いを解決すべきであると主張、中華民国とガンビアは今後も密接に協力し、共同で世界平和と繁栄を促していくことで合意した。

また、ガンビアのジャメ大統領は、馬英九総統が進める「活路外交」政策が台湾海峡における有事の可能性を低下させ、世界各国は、両岸の交流がもたらす平和と繁栄による利益を享受していると評価。ガンビアは今後も、中華民国が国連体系並びにその他国際組織に参与することを支持する立場を堅持していくことなどが記された。

馬英九総統の乗った専用機は14日夜8時30分(台湾時間4月15日午前4時30分)に最後の訪問先、スワジランドに向かって出発し、15日午前8時(台湾時間15日午後2時)に同国のマツァバ国際空港に到着。馬総統は、正午にはアフリカ南部に住む華僑及び大使館員らを昼食会に招待して、中華民国とスワジランドは国交樹立以来44年間、固い友好関係を保っていると述べた。

馬総統は15日午後、同国の国王、ムスワティ3世と王太后(ムスワティ3世の母親)とそれぞれ会談、ムスワティ3世からは「獅王勲章」を受けた。

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