2024/04/28

Taiwan Today

外交

馬総統:対外援助は「人、時、場所」に応じて

2012/04/17
馬英九総統(左)は訪問先のスワジランドで病院を視察。台湾が高度な設備を提供している。(中央社)

馬英九総統はスワジランド訪問の二日目(現地時間16日午後)、同行取材している報道関係者との茶話会を開いた。馬総統は、中華民国(台湾)の対外援助費用はGDP(国内総生産)の0.1%に満たないとした上で、今後も外交努力の目標は変わらず、対外援助については「目的は正当で過程は合法的、執行は効果的に」を原則とするが、援助項目の選択は見直していくと述べた。

馬総統は、「海外では多くの人が台湾の援助を待っている一方で、我々も彼らが国際社会で台湾のために発言してくれることを必要としている。また、先進国の水準に近い国として、対外援助に尽力する責任がある」と説明。外交目標は明確で、外交関係を固めると同時に国交の無い国との関係を広げ、接触を強化し、最終的には国際社会の尊敬を得て、台湾が国際社会において、より大きな活動空間を獲得できるようにすることだと述べた。馬総統は、この目標の下、対外援助の方法は、対象となる人、時期、場所に応じたものでなければならないとの見方を示した。

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