2024/05/08

Taiwan Today

外交

馬英九総統がアフリカ訪問を終えて帰国

2012/04/18
馬英九総統(左)はスワジランドの国王(右)から記念品を贈られる。(中央社)

馬英九総統は17日、スワジランドの国王、ムスワティ3世と共同コミュニケにサイン。馬総統は、中華民国(台湾)の国際組織参与に対する同国の固い支持に感謝すると共に、スワジランドに対する財政と技術面での援助を可能な範囲内で拡大することを約束した。

馬英九総統はアフリカ3カ国歴訪を終え、最後の訪問先のスワジランドから帰国の途に就いた。専用機は帰路でドバイに一時着陸して給油、台湾時間の18日午前に帰国した。

ドバイに向かう機内で馬総統は機内放送を通じて、今回の外遊に対する感想を発表、訪問は順調に運び、外交関係と友好関係の強化、台湾への支持取り付け、道徳的な行いの積み重ねといった目的を果たすことができたと述べた。また、今回の外遊における外交と内政の関係についても触れ、「外交は内政の延長であり、内政は外交の基礎だ」として、いずれも同様に重要だとの見方を示した。

外交関係の強化について、馬総統は、今回訪問したブルキナファソ、ガンビア、スワジランドとの共同コミュニケの内容だけを見てはならず、最も重要なのは実質的な相互協力の部分だと強調、政府各部署がそれぞれの領域で接触する中で関係がより深まっていると説明した。

友好関係の強化について馬総統は、国際関係には人間関係も含まれるとした上で、国家元首から、首相、閣僚、第一線の政府関係者にいたるまで友情を深めることができたとし、対外援助はガンビアのジャメ大統領が言ったような、「ギブ・アンド・テイクではなく、道義に基づいたもの」だと述べた。

馬総統は、外交の目的は外交関係と友好関係の強化、台湾への支持取り付け、道徳的な行いの積み重ねであり、「簡単に言えば、良い友達を増やしていき、良いイメージを築くことだ」と説明、現在のやり方はすべて正当で実務的、効果的なものだと強調した。

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