2024/05/07

Taiwan Today

外交

外交部、中沙諸島の黄岩島と周辺の主権を重ねて主張

2012/04/23

中華民国外交部は20日、最近、南シナ海の黄岩島海域について起きている争いについて、中華民国の立場を以下のとおり表明した。


一、 黄岩島は中沙諸島の一つであり、歴史、地理、国際法のいずれから見ても、南沙諸島、西沙諸島、中沙諸島、東沙諸島及びその周辺水域は中華民国固有の領土であり、水域である。主権が中華民国に属することに疑いの余地はない。中華民国はこれら四つの諸島とその水域において、しかるべき全ての権益を有する。中華民国政府は、いかなる国であろうと、また、いかなる理由・方式であろうと、これらの権益を主張したり、占拠したりすることを認めない。

二、 中華民国政府は、南シナ海の島々周辺の国々は国際法の原則と精神に則り、南シナ海の安定と平和に影響を及ぼす一方的な措置は一切避けると共に自制し、対話を通して平和的に争いを解決するよう呼びかける。わが国は関連の対話に積極的に参与し、争いを解決し、共同で同地域の平和と安定、発展を促していく用意がある。

三、 中華民国政府は、「主権は我が国にある。争いは棚上げする。平和互恵を目指す。共同開発を望む」という基本原則を堅持し、他国と共同で南シナ海の資源を開発できるよう希望する立場を重ねて表明する。


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