外交部は24日午前、沈斯淳新任駐日本代表と謝発達新任駐シンガポール代表らの宣誓式を行った。駐外国代表はそれぞれの国における中華民国大使に相当する。
式典を執り行った楊進添外交部長は沈斯淳氏について、駐カナダ副代表、駐チェコ代表、外交部常務次長を歴任し、日本などアジア太平洋地域における業務をリードしてきたと紹介、細やかな考えと筋道を重視した分析をすると評価して大きな信頼を寄せた。
沈斯淳駐日代表は5月30日に着任の予定。日本語はかつて学んだ程度だと言う沈氏は現在、週に2度、日本語の授業を受けているとのことで、「将来はみなに満足してもらえるぐらいに」と日本語学習の面でも意欲を見せた。
また、謝発達駐シンガポール代表は、シンガポールとの経済協定(台湾・シンガポール経済パートナーシップ協定:ASTEP)締結を優先課題として全力でこれに取り組む姿勢を強調した。