2024/05/05

Taiwan Today

外交

日本の交流協会台北事務所代表に樽井氏が就任

2012/05/11
日本の交流協会台北事務所、樽井新代表就任パーティーのもよう。亜東関係協会の廖了以会長(右)が乾杯の音頭を。左は樽井氏夫妻。(中央社)
日本の対台湾窓口機関・財団法人交流協会台北事務所の新たな代表、樽井澄夫氏の代表就任パーティーが10日夜に台北市内で行われた。同協会台北事務所代表は中華民国(台湾)における日本大使に相当する。樽井氏は代表就任の責任は大きいとして、日本と台湾の関係の発展に全力を尽くす考えを強調した。 パーティーには与党・国民党の連戦名誉主席や、中華民国の対日本窓口機関・亜東関係協会の廖了以会長、国民党籍の李鴻鈞立法委員(国会議員)、行政院のスポークスマンである楊永明新聞局長ら、政界関係者が多数出席した。 樽井氏は日本の外務省入りから40年あまり。1972年の最初の海外赴任先が台湾だったとのことで、樽井氏は、「当時、台湾の人たちが温かく迎えてくれたことが最も深く印象に残っていたが、退官後初の海外勤務が台湾になったことに驚き、感動すると共に不思議な縁を感じる」と話した。 樽井氏の人事命令は4月末に発効済み。2010年1月から代表を務めていた今井正氏は交流協会東京本部の理事長に就任している。

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