アメリカ・ホワイトハウスのベン・ローデス国家安全保障問題担当大統領副補佐官は23日(ワシントン時間)、アメリカは引き続き馬英九総統が総統2期目も、その台湾海峡両岸政策を継続することを支持すると述べた。
ローデス氏は、主要国首脳会議(G8サミット)と北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に関する記者会見の中で、馬英九総統再選後のアメリカと台湾との関係について、ここ数年、多くの議題においてアメリカと馬総統との関係は大変前向きなものだったと評価、双方による固いパートナー関係が今後も見られることに期待した。
近年、両岸関係が安定して発展していること、ならびに馬総統就任後の台湾海峡情勢について、ローデス氏は、馬総統と中国大陸が両岸関係の改善に果たした努力を歓迎する立場を示した。また、「一つの中国」政策はアメリカがこれらの議題を取り扱う際の原則だとしながらも、台湾海峡両岸の往来が引き続き活発になることを歓迎すると共に、馬総統が両岸関係の継続的な発展を推進する努力を支持すると述べた。