行政院衛生署の邱文達署長は24日、欧州委員会健康・消費者保護総局（DG SANCO）ならびに欧州委員会情報社会・メディア総局（DG INFSO）を表敬訪問すると共に、シンクタンクの、European Institute for Asian Studies（EIAS）で、「社会正義-台湾の社会的弱者に対する医療ケア」と題して講演した。
欧州連合（EU）は既存の基礎の上に立ち、中華民国（台湾）との医療科学技術、薬品、ワクチンなどでの提携を強め、台湾の人員がEUで研修する機会を提供することに積極的。邱文達署長は今回の欧州訪問で、欧州委員会健康・消費者保護総局のPaola TESTORI COGGI局長と、「タバコ煙害警告マークライセンス協定」にサイン、台湾とEUとの医療衛生面での協力関係に新たな1ページを開いた。
邱文達署長は今回の表敬訪問で、「国際食品安全当局ネットワーク」（INFOSAN）など、世界保健機関（WHO）の重要な衛生メカニズム、そして様々な技術性会合と活動に対する台湾の参与拡大をEUが支持してくれるよう要請した。