2024/05/04

Taiwan Today

外交

米州議団体SLLF、台北でアジア本部設置へ

2012/06/29
台北市の郝龍斌市長(右)を訪問したSLLFのスティーブン・ラキス会長(左)。(中央社)

米国のState Legislative Leaders Foundation(州立法リーダー基金会、SLLF)は、米各州とアジアとの関係をさらに活性化させるため、台北にアジア支局の総本部を設置すると決定した。台湾を、米国の各州とアジア各国を結ぶ架け橋とする計画だ。このほど来台したSLLFのスティーブン・ラキス会長によると、早ければ来年にもアジア業務に従事する事務所を台湾に設置するという。

SLLFのこの計画について、台北市の郝龍斌市長は「台北市は治安がよく、犯罪率も低い。当市での事務所開設後には、市が一貫した支援を行う」と述べ、歓迎の意を表明した。

SLLFは米国各州議会の上下両院約400人から構成されている。議長や臨時議長、与野党リーダーなど、各州の立法のトップおよび州議員らが参加しており、各州において広く政治的影響力を持つ。今回、ラキス会長は6日間の日程で訪台し、台湾の産官学などの重要人物との会見や、現地視察を予定している。

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