呉敦義副総統はドミニカ共和国のダニーロ・メディーナ新大統領の就任式に出席するため、訪問団と共に15日午後1時(現地時間)にラス・アメリカス空港に到着した。
訪問初日は現職のラファエル・アルブルケルケ副大統領、副大統領に当選しているマルガリータ・セデーニョ・フェルナンデス女史(レオネル・フェルナンデス現大統領の夫人)、大統領当選者のダニーロ・メディーナ氏などの同国要人をそれぞれ表敬訪問した。
呉副総統は、メディーナ氏の事務所を訪れた際には同氏の大統領当選を祝う、馬英九総統による書簡を手渡した。呉副総統は、中華民国(台湾)は土地改革から軽工業の加工業、重工業へという経済発展の過程を経験する中、国際社会の援助を受けてきており、協力する側に回った今、当然、発展の経験を友好国と共有できることを望むと述べ、ドミニカ共和国との、農業や技術職業教育などの面における協力計画を引き続き強化し、関係を深めていくとの考えを伝えた。