2024/05/09

Taiwan Today

外交

台湾のICAO参与は世界の航空安全にプラス

2012/09/10
連戦元副総統(左)は中国大陸の胡錦涛氏(右)と会談、台湾のICAO参加への希望を伝えた。(中央社)

第20回アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に馬英九総統の代理として参加するため、ロシア・ウラジオストクを訪れた連戦元副総統は7日午前、中国大陸の「国家主席」、胡錦涛氏と会談し、双方は中華民国(台湾)の国際民間航空機関(ICAO)参与推進について触れた。

これについて外交部は7日、政府は国民と力を合わせ、各方面の支持取り付けに努めていくとの姿勢を強調した。外交部は、胡錦涛氏が「台湾が適切な方式でICAOの関連活動に参与できるよう真剣に検討する」と述べたことに対して、「良いスタートだ」と一定の評価をすると共に、台湾海峡両岸関係の進展と台湾の国際社会における活動空間の拡大は矛盾せず、逆に寄与しあうものであると重ねて訴えた。

交通部民用航空局は7日、台北飛行情報区は世界で最も密度の高い航路の一つで、昨年だけで台北飛行情報区が提供した飛行管制サービスは延べ120万フライトに達したと指摘、ICAOに参加できた場合、台湾は最新の情報が得られる他、台湾の経験で世界に貢献して、世界の航空安全ネットワークをより万全にすることも出来るとICAO参加の意義を説明した。

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