2024/05/07

Taiwan Today

外交

台湾がガンビアの妊産婦の健康状態改善に協力

2012/09/21
台湾は一貫してガンビアの医療水準の向上に協力している。写真は行政院衛生署を訪れたガンビアの王立ヴィクトリア教育研究病院のBaboucarr N'gum氏(中央)。台湾の西アフリカ国際医療協力計画について意見交換した。(行政院衛生署サイトより)

国際合作発展基金会(ICDF、日本の国際協力機構=JICAに相当)と、中華経済研究院(台湾WTOセンター)は25日、台北市で国際シンポジウム「2012国際開発協力の動向と台湾の経験」を開催する。シンポジウムでは、「国際支援の動向と国連ミレニアム開発目標(MDGs)」、「台湾の対外援助のこれまでの経験と内容」、「発展的な対外パートナーシップの構築」の3大テーマに分け討論が行われる。

ICDFは、公衆衛生分野の国際協力を進め、ガンビアがミレニアム開発目標の「幼児死亡率の引き下げ」と「妊産婦の健康状態の改善」を達成するのを支援するため、ガンビアの衛生当局と協力し、「妊産婦の健康状態の改善計画」を実施する。

このほかICDFは、妊産婦に対する定期訪問・見守り事業のカバー率向上、衛生ステーションなどのハードの整備、妊産婦へのサービスの質改善といった取り組みを支援し、妊産婦と新生児の死亡率引き下げを目指す。ICDFは9月末からプロジェクトマネージャーをガンビアに派遣し常駐させ、計画の実施に当たる。

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