2024/05/05

Taiwan Today

外交

台湾、医薬品査定協定及び共同スキームに来年加盟

2012/10/04
行政院食品薬物管理局サイトより

行政院衛生署食品薬物管理局は3日、中華民国(台湾)は、日本や韓国に先んじて、来年1月1日に、「医薬品査定協定及び医薬品査察共同スキーム」(The Pharmaceutical Inspection Conventionand Co-operation Scheme:PIC/S)の正式会員になると明らかにした。このプラットフォームを通して、他国との間でGMPの相互承認をすることで検査の重複を避けられるようになり、国産の医薬品の海外市場の開拓、ならびに外国の薬品メーカーの台湾における工場設置及び国内メーカーへの委託生産が進むと期待される。

PIC/Sは各国の薬品衛生主管機関による公式な国際組織で、設立目的は統一された薬品GMP(医薬品等の製造品質管理基準)法規基準と査察の品質を促進すること、ならびに国際的な薬品の安全に関する情報を共有すること。現在の会員国はEU欧州連合諸国、アメリカ、カナダ、オーストラリア、シンガポール、マレーシア、イスラエル、南アフリカなど41カ国。

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