外交部は22日、中華民国政府はベルギー連邦議会の下院である代議院の第一副議長など議員5人が連名で馬英九総統に宛てた、「東シナ海平和イニシアチブ」を評価する内容の書簡を歓迎するとともに、これに謝意を示すと表明した。書簡で議員らは、東シナ海の領有権をめぐる争議を国際法にのっとって解決することを期待するとともに、関係各方面が、東アジアと世界の平和のため、前向きかつ積極的に緊張の緩和に向けた措置を取ることを推奨すると表明した。
外交部によると、10月25日付でベルギー連邦議会代議院のCorinne De Permentier第一副議長（ワロン系自由党）、Patrick Moriau議員（ワロン系社会党前秘書長）、Raf Terwingen議員（フラマン系キリスト教民主党下院議員団主席）、Jan Jambon議員（新フラームス同盟下院議員団主席）、Georges Dallemagne議員（ワロン系キリスト教民主党）の5人が連名で、馬総統が今年8月5日に提唱した「東シナ海平和イニシアチブ」を評価するとの書簡が送られた。