2024/05/04

Taiwan Today

外交

COP18で台湾が「低炭素アイランド」の取り組み発表

2012/12/07
離島の金門島での低炭素アイランドの取り組みを説明する行政院環境保護署の葉欣誠副署長(左)。(行政院環境保護署ニュースリリースより)

カタールのドーハで開催中の「国連気候変動枠組み条約第18回締約国会議(COP18)」に出席している行政院の代表団は3日夜、欧州連合(EU)パビリオンでのサイドイベントで、「持続可能な低炭素社会へ―金門島のケース(Toward a Low-Carbon Society: Case Study of Kinmen Island)」をテーマとした発表を行った。

行政院環境保護署の葉欣誠副署長は、台湾の「低炭素・持続可能なふるさとづくり」計画のビジョンや戦略、段階的な目標を説明。また、金門コーリャン酒造所をターゲットとし、コージェネレーション(熱電併給)や、太陽光発電や風力発電のシステムに、電気自動車・電動バイクのバッテリー交換システムを組み合わせるなど、バイオマス・エネルギーセンターを推進する計画を発表した。

離島の金門島では、台湾「低炭素アイランド計画」の重点プロジェクトの取り組みが進められ、現時点で太陽熱温水器システムの普及率が全国一となっている。

ランキング

新着