外交部は15日、本年度の対外援助について、引き続き財団法人国際合作発展基金会(ICDF、日本の国際協力機構=JICAに相当)に委託し、28カ国に技術協力団30チームを派遣すると発表した。90項目の協力計画を通じ、農業、漁業、牧畜、医療、職業訓練、貿易サービスなどの分野で支援を行う。
また、外交部によると、昨(2012)年、対外援助のため海外に派遣した協力団は、技術団、医療団、工業サービス団、投資貿易団など31チームで、技師など専門家から成るメンバー178人が、それぞれアジア太平洋、西アジア、アフリカ、中南米などの地域で、さまざまな技術協力事業に取り組んだ。今後、情報通信技術(ICT)の発展や、地理情報システム(GIS)技術の運用といった分野で、協力計画をさらに推進し、友好国が専門人材の育成やその環境づくりを進められるよう協力していく。