外交部は4日、日本の対台湾交流窓口である交流協会が1月31日に公表した、「交流協会設立40周年を祝して」と題した日本の岸田文雄外務大臣の祝辞に対するコメントを発表した。岸田外相が文中で「台湾は、日本との間で緊密な経済関係と人的往来を有する重要なパートナーである」と述べたことについて外交部は、日本政府が台日関係が引き続き安定的に発展することを期待していると指摘、同部はこれを評価し歓迎すると表明した。
外交部は、馬英九総統が、国家の主権と尊厳を堅持する前提のもとで提示している実務的な外交方針「活路外交」の理念は、台湾海峡両岸間の関係を改善すると同時に、中華民国（台湾）の国際的なイメージを高めたと指摘。政府は今後も、台日が40年間築いてきた良好な関係を基礎とし、各方面での交流を引き続き推進、「活路外交」の理念をさらに確実に実行し、台日関係を発展させていくとの方針を示した。