ストックホルム条約第6回締約国会議、バーゼル条約第11回締約国会議及びロッテルダム条約第6回締約国会議、並びに第2回３条約拡大合同締約国会議（ExCOPs2）が4月28日から5月10日まで、スイスのジュネーブで行われている。行政院環境保護署は5日、同会議開催期間中の4日に中華民国（台湾）は周辺会議に参加し、22種類の残留性有機汚染物質の管理で台湾があげた成果と、電気電子機器廃棄物（E-Waste）処理での経験を共有したと明らかにした。会議にはアメリカ、日本、ドイツ、オーストラリアなど20ヶ国あまりの専門家が出席した。
一方、行政院経済建設委員会は6日、環境保護署の提出した草案を承認。2014年から2018年にかけて、国家化学物質源流登録制度を確立すると共に、環境に優しいグリーン化学と安全な代替物質の普及を目指す、化学品の「減毒、安全代替」措置をまとめていくことを決めた。また、中央環境事故諮問及び監視センターと環境事故専門技術チームを設置、南部輸送及び実験室化学災害専門訓練場を作り、国際的な化学災害に対応する専門的な訓練と交流を推進していく。