2024/04/29

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「台日直航便の発展は日本人の訪台に有利」馬英九総統

2013/05/10
総統府を訪れた日台スポーツ・文化推進協会の松本彧彦理事長(左)と握手を交わす馬英九総統(右)。(中央社)

馬英九総統は9日、来台した日本の台日友好親善団体、「日台スポーツ・文化推進協会」の松本彧彦理事長、および故・八田與一氏の遺族ら一行と会見した。馬総統は会見で、昨年海外から台湾を訪れた旅客のうち、日本人は過去最高の延べ143万人、台湾から日本を訪れた旅客は前年比37%増の延べ156万人だったと指摘。双方を結ぶ直航便が、日本から台湾を訪れる旅客の利便性を高め、双方の実質的な関係を今後より深めることができるとの期待を述べた。

馬総統は、「台日民間漁業取決め」の調印は歴史的な意義があると評価、さらに、台日がいわゆる「オープンスカイ(航空自由化)協定」を締結したのち、台日間で就航する直航便は、大都市以外の就航地が90%、便数が45%それぞれ増加し、航空史上これまでになかった進展を遂げたと述べた。

また、馬総統は、国立故宮博物院の所蔵品が来年6月から11月にかけ、日本の東京と福岡で展示されることに言及し、これがアジア諸国での初めての展示になると述べた。

八田氏は日本統治時代の台南で烏山頭ダムの建設に尽力し、「嘉南平野の父」と呼ばれる日本人技師。

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