2024/04/29

Taiwan Today

外交

ニュージーランドと航空協定締結、「オープンスカイ」化へ

2013/07/12
中華民国とニュージーランドの間の航空協定が10日、両国間の経済協力協定「ANZTEC」の一環として調印され同日発効した。(中央社)

中華民国(台湾)とニュージーランドの間の航空協定が10日、調印と同時に発効した。これは両国間の経済協力協定、「ANZTEC」の一環で、両国が1996年5月28日に交わした航空協定に代わるもの。馬英九総統は11日、ANZTECの最も重要な意義は、国際社会に中華民国の志を示し、わが国が貿易の自由化に本気で取り組むこと、および世界市場の開拓だけでなく、地域貿易統合にも関わっていくことについて理解を促すことだと述べた。

このほど交わされた航空協定は、いわゆるオープンスカイ(航空自由化)協定であり、両国間を結ぶ路線における旅客・貨物の容量および便数の上限が撤廃された。双方の航空会社は市場の需要に応じて便数を定め、相手方の国境内の発着点に至るまで、どの地点を経由してもよい。また、路線は相手側の地点から第三国への延伸も可能となる、第5の自由「以遠権」を享受する。

このほか、行政院公共工程委員会は、ANZTECの発効後、双方は中央省庁など公的機関による政府調達市場を開放すると指摘した。これには、1案件が600万台湾元(約1,991万日本円)を超える工程技術サービスなども含まれる。

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