2024/05/05

Taiwan Today

外交

中華民国総統、国交樹立から57年でハイチを初訪問

2013/08/15
馬英九総統(左)はハイチで同国のマルテリー大統領(右)とハイチ最高裁判所ビル再建工事の起工式に出席。(中央社)

中華民国(台湾)とハイチは国交を樹立して57年。馬英九総統は13日(ハイチ時間)にハイチに到着し、中華民国総統の同国初訪問を果たした。

馬総統は、到着後、同国大統領府でミシェル・マルテリー(Michel J. Martelly)大統領と会談、ハイチ及び同国の外交官が数多くの国際的な場において中華民国のための発言を行っていることに特に感謝した。馬総統はその後、マルテリー大統領と共にハイチの最高裁判所ビル再建工事の起工式に出席し、中国語とハイチの公用語であるフランス語で、「両国のより緊密な関係」、「両国の協力関係による、共通の夢の実現」、「司法正義による民主の発展」の三つの願いを提示した。

馬総統は13日(米東部時間)午前6時、専用機でハイチに向かう途中、機内で談話を発表した。馬総統は、今回の訪問団が往路では米ニューヨークで、帰路には米ロサンゼルスでトランジットすることについて、主には利便性を考慮したものだとし、台米間では、「ローキー、サプライズフリー」の原則を堅持することで、相互信頼関係が築かれつつあると指摘した。馬総統は、我々訪問団が米国で受ける待遇は徐々に高まっており、今回ニューヨークで受けた礼遇は自身がこれまで米国でトランジットしたどのときと比べてもハイレベルだったと説明した。

馬総統は、創設から130年の歴史を持つ、華僑界の主要な団体である「ニューヨーク中華公所」への訪問について、同公所の創設以来、中華民国総統が訪れたのは初めてであることを強調した。

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