2024/05/06

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外交

中華民国とセントクリストファー、国交30年で初の条約締結

2013/08/20
中華民国とセントクリストファー・ネーヴィスは「犯罪人引渡し条約」を締結。馬英九総統(中央左)は署名に立ち会う。(中央社)

外交部の林永楽部長とセントクリストファー・ネーヴィスのPatrice Nisbett外相は18日午前(セントクリストファー・ネーヴィス時間)、両国間の「犯罪人引渡し条約」に署名。署名に立ち会った馬英九総統はあいさつの中で、同条約は両国が国交を樹立して30年で初めて結んだ条約であり、中華民国にとっては11件目の「犯罪人引渡し条約」だと述べた。

馬総統率いる訪問団は現地時間の18日午前10時40分に、セントクリストファー・ネーヴィスのRobert L.Bradshaw国際空港に到着。

馬英九総統は、両国が太陽光発電及び再生エネルギーなどの面で引き続き協力することで、セントクリストファー・ネーヴィスにおける電気使用コストを引き下げられるよう期待。また、同国が長期にわたって、中華民国が国際組織に有意義に参与することを強く支持してくれていることに感謝した。馬総統はさらに、国交を持たない国々との関係強化も希望、世界情勢が絶えず変化する中、これらの国々にはそれぞれ考えがあるだろうが、中華民国は引き続き、これらの国々との協力の糸口を探っていくと述べた。

馬総統は、「活路外交」の目標実現のため、中華民国は国際的な関係の維持と強化に常に取り組んでいく必要があると強調した。

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