2024/05/02

Taiwan Today

外交

馬総統帰国、「共同コミュニケや引渡し条約で関係強化」

2013/08/22
馬英九総統(中央)は、南米及びカリブ海に位置する友好国5ヶ国歴訪の旅を終えて21日に帰国。(中央社)

南米及びカリブ海に位置する友好国5ヶ国歴訪の旅を終えた馬英九総統は21日に帰国、台湾桃園国際空港で、今回の外遊では共同コミュニケ三つ、「犯罪人引渡し条約」一つに調印、共同声明一つに署名したとし、各国との関係強化を大いに助けるものになったと強調した。

馬総統はセントクリストファー・ネーヴィスで19日(現地時間)、中華民国(台湾)の外交について、中国大陸との「カット・スロート・コンペティション(のど元をかき切るような激烈な競争)」をやめるだけではなく、台湾のためのビジネスチャンスをさらに探り、また、他の領域での新たな商機、友情、提携のチャンスを開拓していく必要性を指摘した。

馬総統は帰国後、今回訪れた友好国が長期にわたり、国際的な場において中華民国のために発言し、中華民国のWHO(世界保健機関)、ICAO(国際民間航空機関)、UNFCCC(国連気候変動枠組み条約)などの国際組織加入を強く支持してくれていることに改めて感謝。中華民国とこれら友好国の間では、農業、医療、科学技術、インフラ建設、教育、太陽光発電など多項目の協力プロジェクトが進められており、実績を上げていると説明した。

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