2024/04/29

Taiwan Today

外交

米とEUが中華民国のICAO総会出席を歓迎

2013/09/26
ICAO総会に出席した中華民国交通部民用航空局の沈啓局長(左)にICAO理事会のロベルト・コーベ議長(右)が敬意を。(中央社)

アメリカ国務省のジェン・サキ(Jen Psaki)報道官のオフィスは24日、声明を発表し、中華民国(台湾)の国際民間航空機関(ICAO)総会出席を歓迎した。同声明では、アメリカはICAO理事会のロベルト・コーベ・ゴンザレス(Roberto Kobeh González)議長が台湾の民用航空主管機関に対して書簡で、今年9月24日から10月4日までカナダのモントリオールで開かれる第38回ICAO総会に特別ゲストとして出席するよう要請したことを歓迎するとしている。そして、アメリカは、「国家としての地位」を会員資格としない多角的な組織に台湾が有意義に参与することを引き続き支持していくことを表明した。

アメリカのアンソニー・フォックス(Anthony Foxx)運輸長官は同日開かれたICAO総会において、会員国、オブザーバー及び特別ゲスト(special guest)が共に参与することに感謝した。

一方、欧州連合(EU)のキャサリン・アシュトン(Catherine Ashton)外務・安全保障政策上級代表の報道官は23日に声明を発表し、中華民国のICAO総会出席を歓迎した。同声明では、台湾が招きに応じて参加することは世界の飛行の安全を促進するのに寄与する他、アジアの空を全てカバーするというICAOの目標達成に有利に働くと指摘。そして、多角的な組織のうち、台湾の参与がEU及び世界全体の利益に重要なものについて、EUは台湾が実質的に参与していくことを支持するとの立場を示した。

外交部は24日と25日、中華民国政府はアメリカ及びEUが、中華民国の国際民間航空機関の有意義な参与を支持していることに感謝するとコメントした。

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