2024/04/29

Taiwan Today

外交

ICAO参与は政府の定めた目標に合致:外交部

2013/10/01
中華民国は「特別ゲスト」としてICAO総会に出席。写真は交通部民用航空局の沈啓局長の総会IDカード。(中央社)

外交部は9月30日、今年の国際民間航空機関(ICAO)総会への中華民国(台湾)の出席は、政府が定めた、「専門的かつ実務的に、また、尊厳を保ち、有意義にICAOに参与する」という目標に完全に合致するものだと説明した。

外交部は、中華民国の同総会参加に至る過程においては国際社会各方面のコンセンサスと支持が十分に示されており、参加は単一の国によって決定されたものではないと指摘。台湾海峡両岸関係の改善は国際的な場における両岸の交流に寄与しているものの、多くの国家が一致して支持したことも、中華民国の出席が実現した重要な要素だと分析した。

外交部は、今年の総会出席において、独立した座席と机上でのネームプレートがあり、全会議に出席でき、全会議の書類資料が得られることなどを挙げて、出席方式、クラス、待遇のいずれもオブザーバーとほぼ同等だと強調。中華民国は「特別ゲスト」(special guest)として招かれ、発言権は無いものの、オブザーバーにも発言は認められていないため、中華民国の代表団の参与が矮小化される現象は一切ないと説明した。

外交部はそして、中華民国のICAO参与の必要性について各方面でのコンセンサスが形成されつつあるとして、今後もICAO関連の会議やメカニズム、活動に有意義に参与できるよう働きかけていく方針を示した。

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