中華民国(台湾)とロシアは16日、台北市内で、「台湾・ロシア連邦航空サービス協定」を締結した。
締結まで20年以上費やした同協定には、定義、協力、航空会社の指定、法律規定、費用、証書と免許、保安と安全、利益の送金、航空会社の相手国における駐在員事務所とサービスの販売、カウンセリング、紛争の解決、協定の終了と発効などの条文が含まれており、フライトの便数及びロシア領空の通過などの技術的な事項は今後、引き続き双方が討議して決定する。
台湾とロシア間の人的往来は年々増える傾向にあり、2012年は前年比で30%増の延べ2万人に達した。また、台湾とロシア間の貿易総額も昨年は前年比で20%増加、46億7600万米ドルとなっている。