2024/04/28

Taiwan Today

外交

台湾が台風被害のフィリピンとパラオを支援

2013/11/13
中華民国(台湾)は12日、中華民国赤十字会などの支援物資を乗せたC-130型輸送機2機を台湾北西部の新竹空軍基地からフィリピンに派遣した。(中央社)

フィリピン中部各地に上陸した猛烈な台風30号(ハイエン)は、大きな被害をもたらした。中華民国(台湾)は12日まず、中華民国赤十字会などの支援物資を乗せたC-130型輸送機2機を台湾北西部の新竹空軍基地から派遣した。支援物資は、インスタントライス、インスタントラーメン、缶詰などの食料品のほか、、毛布やテントなどおよそ15トン、2万4000件あまり。これらはフィリピンセブ島のセブ空港に運ばれ、すぐにでも被害者を救援する構えだ。そのほか、在フィリピンの台湾企業も200トンの白米を寄付した。

今回、国内の慈善団体が外交部(日本の外務省に相当)のよびかけに応じ、1日で100トン近く、金額に換算すると5000万台湾元(約1億6800万日本円)を越える救援物資が寄せられた。

また、台風30号は、6日から7日にかけ太平洋に位置する中華民国と国交がある国、パラオ共和国をも襲い、深刻な被害を引き起こした。中華民国の駐パラオ共和国大使館は、中華民国政府と国民の代表として、お見舞いと関心の意を表すとともに、同国被災地再建のために義援金10万米ドルを寄付した。

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